みなさんこんにちは療法士活性化委員会の大塚です。
先日basicコース第3期3、4日目が開催されました。
その中でシングルケーススタディを行ないました。
その中でみなさん何を評価していいのかわからず苦しんでいるようです。
本日は
「何を評価していいのかわからない」
について少し掘り下げてみましょう。
よく聞かれる「評価がわからない」には3つの要素があると僕は思います。
- 目的がわからない
- 評価がわからない
- 介入方法がわからない
そして「何を評価していいかわからない」時に問題となているのが
- 目的がわからない
の場合が数多くあります。
目的とは?
目的とは文字どおり患者様・利用者様がリハビリをする目的です
まずこの目的を明確にすることから始めてみましょう。
(basicコースの報告書のフォーマットの左の一番上の枠ですね。)
ポイントは「5W1H」で書いてみることです。
誰が?
何を?
いつ?
どこで?
なぜ?
どうやって?
例えば大腿骨頚部骨折OPE後の患者様が
「屋外歩行をしたい」
と言う目的でしたらもっと具体的に
患者様本人が、(誰が)
屋外歩行を、(何を)
日中、(いつ)
家から近所のスーパーマーケットまでの間、(どこで)
料理だけは自分で作りたいから(なぜ)
荷物が入るカートを押して(どうやって)
と記入してみましょう。
そうすると
家からスーパーまでの距離は?
そのために必要な持久力は?
スーパーで品物を取るためのリーチ動作(上の棚、下の棚)はできるのか?
料理をするための立位保持はどのくらいの時間必要か?
そのための筋力・可動域はあるか?
など
評価する項目が見えてきます。
「何を評価していいかわからない」時は
まず「目的」を明確にしてみましょう。
みなさんの患者様の目的
「5W1H」
で言えますか?
触診セミナーbasicコースでは触診とともに
シングルケーススタディもおこないます。
一緒に信頼される療法士になりませんか?
10月からの4期は定員まであと半分です。
>>>「6日で学ぶ評価・治療の為の触診セミナーBasicコース」
追伸
「患者様本人、利用者様本人から目的が聴取できない場合は?」
認知症や意識レベルが低下している場合は聞けませんね。その場合はまずはご家族、施設などにいる場合は関わるスタッフに目的を聞いてみましょう。
療法士活性化委員会
委員長 大塚 久
療法士活性化委員会 セミナー情報
「6日で学ぶ評価・治療の為の触診セミナーBasicコース」
触れてアプローチができるようになり患者様に信頼される療法士になりませんか?
第3期 平成29年7月1,2日 8月5,6日 9月2,3日 定員に達しました。
第4期 平成29年10月7,8日 11月4,5日 12月2,3日 残り12名
受講料:1日12,000円+テキスト代2,980円
6日間で59,800円(テキスト代含む)
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「生活に繋げるための評価・アプローチ・促通方法Advanceコース」
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第2期 10月21日 10月22日 11月25日 11月26日 12月23,24日
受講料:1日17,000円+テキスト代5,980円
6日間で91,800円(テキスト代含む)
>>>「生活に繋げるための評価・アプローチ・促通方法Advanceコース」
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平成29年7月17日(月祝)
受講料:15,000円
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受講料:1日15,000円、2日間で29,800円
療法士活性化委員会では
療法士に土台と自信を提供し
一人ひとりの患者様・利用者様がその人にとってのより良い生活でき、
笑顔になることを目的に講習会を行っています。
”人生をデザインする”
療法士活性化委員会
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