モーションアナライシスコース講師の吉田頌平です。
さて、今回は
「評価する視点」
をテーマにお送りいたします。
例えば、肩が痛くて
荷物を持てない、持続して作業をするのが
大変だとおっしゃる患者さんがいたとします。
この方が
「節約のために、毎日お買い物ができて
ご飯を作れるようになりたい!」
と仰られたとき、
どんな評価を行いますか?
肩が痛い中で、節約のために
毎日買い物をして自炊をするのって
ちょっと大変ですよね?
でも、肩の痛みが減ってきたら
少しずつ買い物も自炊もやりやすくなって、
ちょっとずつお小遣いが増えて
嬉しいことだらけです。
では、買い物や自炊がやりやすくなるための
肩の動きって、どんなものでしょう?
この情報を得る上で必要なのが、動作分析であり
分析結果を踏まえて身体の使い方を提案する方法が、運動療法です。
MMTやROMだけでは、
これらの情報を把握することはできません。
運動療法を行う目的は、
1. 身体の構造的な釣り合いを保つため
2. 糖尿病や高血圧、脂質異常症の改善のため
3. 健康増進のため
主に、この3つが挙げられます。
臨床現場で重視することが多いのは
1. 身体の構造的な釣り合いを保つため
という点です。
確かに、この点をクリアすることで
身体を気持ちよく動かせるようになり、
ADLを自分で遂行でき、
余暇活動や社会活動が充実して
心身の健康状態が改善して
QOL向上につながっていくので
とても重要ですよね。
だから、患者さんの動きを把握する
「動作分析」による情報収集と、
必要な運動方法をお伝えする
「運動療法」が必要となります。
ちなみに、
患者さんや利用者さんに必要な運動を抽出できるようになるための
動作分析とセルフケアの方法を
「運動から実践するセルフケアと運動療法・動作分析 Motion Analysisコース」
にて、お伝えしております。
このコース最大の特徴は、
「あなたが、あなた自身を分析すること」にあります。
・歩くときに、安定して一歩を踏み出すために必要な骨盤帯での体重移動
・座位・立位で肩を屈曲するために必要な、腹部~肋骨・胸骨~肩甲骨の動きのつながり方
・立ち上がる時に必要な、股関節と骨盤帯の連動の仕組み
などを、あなた自身の身体を動かしながら学び、
必要な動作分析の視点と、段階的な自主トレ(セルフエクササイズ )の構築方法、
評価内容を患者さんへお伝えする方法をお伝えいたします!
あなた自身の身体に起こる変化を
楽しめる点も、このコースの特徴です。
わからない部分は、いつでも質問できるところも
このコースの特徴です( ^ω^ )
「運動から実践するセルフケアと運動療法・動作分析 Motion Analysisコース」
次の一歩へ進むために、まずは
自分の動きを噛み砕いて分析してみませんか?
療法士活性化委員会
認定講師 吉田 頌平
【療活講習会一覧】
”信頼される療法士になるための土台を作る”>>>療活してる?
講師 吉田頌平 研修会情報(他団体)
英会話を通じて、
患者さんとのコミュニケーションを
見直してみませんか?
療法士のための英会話講座【YES!】
(本講座は、対面式オンラインセミナーです。)
*お申し込みの際は紹介者に「療法士活性化委員会」とご記入ください。
《 プログラム一覧 》
YES!プレセミナー
【 内 容 】
・英会話をマスターするための《3つのルール》
・勉強のための英語を、話すための英語に変える方法
・高速でリスニング↔︎翻訳できるマインド養成法
・考えたことを、英語でシンプルに伝える
【 開 催 日 時 】
《第10回目》
日時:2018年6月22日(金)20:00 ~ 21:00
《第11回目》
日時:2018年7月6日(金)20:00 ~ 21:00
《第12回目》
日時:2018年7月20日(金)20:00 ~ 21:00
参加費:各回 4,000円(税込)
主催:一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会
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