こんにちは!
モーションアナライシスコース講師の吉田頌平です。
さて、あなたは
結帯動作ができない患者さんの動作を
どのように分析していますか?
結帯動作中の肩の動きは
「伸展+2nd ポジションでの内旋(+内転)」
の3つで構成されますよね。
この時、注目したいのは
肩甲骨の「前傾」です。
もしも、伸展動作があまり大きく行えない場合
胸椎を屈曲させ、肩甲骨を含めた体幹全体が前傾します。
また、2nd ポジションでの内旋動作の可動域が
あまり大きくない場合は、
肩甲骨を大きく「前傾」させる動きを取ります。
この「前傾」という表現は
関節可動域評価法の中では明記されていませんが、
臨床場面ではよく出くわす動作です。
円背の方が結帯動作を行う場合は、
この「前傾」動作を活用することが多いはずです。
もし、結帯動作がうまくいかない場合は
肩甲骨の「前傾」動作にも注目してみてくださいね。
「『前傾動作』って、どうやって行うんだろう…?」
「結帯動作をADLにつなげるには、どうしたらいいんだろう?」
そんな疑問を持たれた方は、
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