こんにちは!
モーションアナライシスコース講師の吉田頌平です。
さて、今回は股関節外旋筋である
「梨状筋」に視点を当てていきます。
写真のような股関節のストレッチを
患者さんと、よく行なっていませんか?
股関節外旋筋のストレッチを目的に
よく行われるやり方だと思いますが、
実は梨状筋にすごく大きな負荷をかける
やり方ということを、ご存知ですか?
梨状筋は、主に
仙骨前面〜大腿骨の大転子内側
に付着する筋ですよね。
この梨状筋、実は
股関節屈曲位になるだけでも
伸長されやすい筋なんです。
そのため、普段、
背もたれに寄りかかって座っている方が
リハビリ中に急激に股関節屈曲・外旋されて
梨状筋を伸長されると
筋を痛める可能性が出てきます…
「この患者さんに、良くなってもらいたい!」という
療法士の熱い思いが、
かえって悪影響を及ぼすことがありますので
日常の過ごし方をよくよく観察して
「どのくらいまでストレッチしても大丈夫かな?」
と、負荷をかける度合いを予測しておく必要があります。
そのためには、
自分の身体でどのぐらいの動きで
梨状筋にストレッチがかかるのかを
体験しておくことをお勧めいたします。
あなたに特殊な技術がなくたって、
意外と見逃しやすい、からだの繋がりに
気づくだけでも
あなたの患者さんにとっては
大きく変われる一歩となるかもしれません。
動作分析が苦手だな…
動作をつなげて考えるのが難しい…と感じている方は、
まずは、ご自分の体調を知ることから
始めてみましょう!
もし、
「どう作用するのかがいまいちピンとこない…」
「脊柱・肩・股関節の動作分析が苦手…」
「セルフケアの方法を、もっと効果的に伝えたい…」
と、思われることがあれば、
「運動から実践するセルフケアと運動療法・動作分析 Motion Analysisコース」
をチェックしてください。
自分の身体を使って、
知識を知恵に変えてみませんか?
療法士活性化委員会
認定講師 吉田 頌平
参考文献
1) 田中 貴広ほか.股関節屈曲角度と股関節深層外旋筋群の伸張率との関係.第45回日本理学療法学術大会 抄録集.37(2).
【療活講習会一覧】
”信頼される療法士になるための土台を作る”>>>療活してる?
講師 吉田頌平 研修会情報(他団体)
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【 開 催 日 時 】
《第5回目》
日時:2018年2月23日(金)20:00 ~ 21:00
《第6回目》
日時:2018年3月30日(金)20:00 ~ 21:00
参加費:各回 4,000円(税込)
主催:一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会
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