みなさん、こんにちは!
整形外科クリニック勤務、理学療法士の林です。
みなさんは臨床で膝関節疾患の患者さん、利用者さんは担当しますか?
私は以前は回復期病院に勤め、現在は整形外科クリニックに勤務していますので、
担当することがとても多いです。
臨床をする中で感じる疑問は
・「どんなアプローチをすればいいのだろう」
・「評価って何をすればいいのだろうか」
・「リスク管理はどうするの?」
そんな事を悩むと思います。
膝関節疾患は大きく
- 外傷による骨折や靭帯損傷
- 生活習慣による慢性疾患
に分けることができます。
今回はその中でも特に担当することが多い
- 変形性膝関節症
- 人工膝関節置換術後
- 前十字靭帯損傷
のリスク管理についてお伝えしていきます。
【目次】
1、各疾患のリスク管理について
2、膝関節疾患に共通のリスク
3、まとめ
1、各疾患のリスク管理について
変形性膝関節症
関節の変形をX線をみて事前に確認し、変形の程度によってどの程度改善の余地があるかを確認し、適切なリハビリをおこなう。
>>>変形性膝関節症のリスク管理
人工膝関節置換術後
まず抑えておきたいリスクとして深部静脈血栓症のの予防が必要です。また手術時に膝蓋骨を外側に避けて行うため、大腿四頭筋の筋力低下などが認められるときがあります。
>>>人工膝関節置換術後のリスク管理
前十字靭帯損傷
術式が大きく分けて2つ(STG、BTB)あり、術後の活動量に大きな差はないが、それぞれの術式で侵襲した部位の特性による回復過程に違いがみられる。
>>>前十字靭帯損傷のリスク管理
2、膝関節疾患に共通のリスク
患者さん、利用者さんがリハビリをする際に困ることは何でしょうか?
それは痛みです。
痛みはどの疾患にも共通してみられる主訴です。そして痛みは客観的には評価できず、主観的な評価となるため、画像や手術方法だけでなく、問診によってここの生活習慣や運動歴を評価しましょう。
3、まとめ
- 各疾患の治療の特性を知る
- 疾患に共通する主訴は痛み
- 個々の生活習慣や運動歴を問診する
実践するのは難しいかと思いますが、
明日から1つでも行うことで患者さん、利用者さんの笑顔を引き出していきましょう!
[デモンストレーション]
一緒に学びたいと思う方はこちら>>>「1単位で変化を出す 膝関節疾患に対する評価とアプローチ」
療法士活性化委員会
認定インストラクター
林凌磨
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