みなさんこんにちは療法士活性化委員会の大塚です。
皆さんは計画書にこんなこと書いたことありませんか?
「立位のバランス能力低下」
僕もよく書いていました。
では
「バランス能力低下」
に対する介入はどんなことをしますか?
片脚立位を繰り返してもらいますか?
バランスディスクの上で立位をとってもらいますか?
体幹を鍛えますか?
インソールを作成しますか?
どのアプローチも具体的にどこにアプローチしているか明確でないと思いませんか?
実はその原因は「立位のバランス能力低下」にあるのです
「立位のバランス能力低下」
非常に使いやすい表現なのですが実は全く具体的ではないんです。
例えば
立位では3つの姿勢制御の戦略があります。
- 足関節戦略
- 股関節戦略
- ステッピング戦略
そしてその戦略を利用するには関節の機能が必要になります。
足関節戦略なら
足関節の屈曲・伸展、内返し・外返しの可動域や、
それを制御する下腿三頭筋、前脛骨筋、後脛骨筋、腓骨筋などの筋力
などが挙げられます。
ではそれを評価するには?
まずは基本的な距腿関節のROMや先に挙げた筋のMMTを測定してみましょう。
そこで可動域制限や筋の機能不全があれば
関節モビライゼーション、筋膜リリース、筋の促通などをしてみましょう。
ここで改善しなければそこで初めてバランスディスクを使用したりといった
動作への落とし込みをしていきましょう。
いかがでしょうか?
単純に「立位のバランス能力低下」といってもその原因を評価することが必要になります。
原因を評価することで具体的なアプローチ方法も決定していきます。
まとめると
1.バランス能力低下の原因を考える
2.必要な機能の評価はROM、MMTを測定する
3.機能の問題があればそこに介入する
となります。
あなたも
一緒に信頼される療法士になりませんか?
療法士活性化委員会
委員長 大塚 久
追伸
機能を評価するのは目的とする関節や筋を正確に“触診”することが必要になります。
評価をしているのにうまく結果が出ない。それは“触診”がうまくできていないからかもしれません。一緒に触診を基礎から学び直してみませんか?
「6日で学ぶ評価・治療の為の触診セミナーBasicコース」
療法士活性化委員会 セミナー情報
【認定カリキュラム】
「6日で学ぶ評価・治療の為の触診セミナーBasicコース」
第5期 平成30年1月6、7日 2月3,4日 、3月3,4日
「生活に繋げるための評価・アプローチ・促通方法Assessmentコース」
第2期 10月21日 10月22日 11月25日 11月26日 12月23,24日
「運動から実践するセルフケアと運動療法・動作分析 Motion Analysisコース」
第1期 平成30年 1月27,28日 2月24,25日 3月24,25日
【1Day体験講習会】
「評価の抽出とスクリーニング検査法セミナー」
平成29年11月3日(金祝) 10:00〜16:00
「結果を出すための触診・アプローチ法 復習&体験会」
平成29年11月18日(土) 10:00〜13:00
「基本動作分析からみる原因の特定とアプローチ法」
平成29年11月19日(日) 10:00〜16:00
「ROMexで結果を出すための触診・アプローチ法セミナー」
平成30年1月21日(日) 10:00〜16:00
療法士活性化委員会では
療法士に土台と自信を提供し
一人ひとりの患者様・利用者様がその人にとってのより良い生活でき、
笑顔になることを目的に講習会を行っています。
”人生をデザインする”
療法士活性化委員会
発行責任者
大塚 久
神奈川県藤沢市鵠沼松が岡3−27−6大牧マンション301
TEL:080-5987-7441
mail:its-info■■lts-seminar.jp(■■を@に変換してください)
LINE@に登録する
コメントを残す