こんにちは!
モーションアナライシスコース講師の吉田頌平です。
さて、今回は
「アライメント」に視点を当てていきます。
まずは、添付した骨模型の写真を見て、
おかしいと感じるところはありませんか?
…
……
………
少しだけ考えながら、読んでみてくださいね( ^ω^ )
アライメントは、元々
「一直線に並べる、整列させる」という意味を持ち
工学や生物学で用いられることが多い単語です。
部品やパーツ、分子構造が整っている、または整えるときに
用いられるようです。
療法士のカルテでも、「アライメント」という言葉は
よく使用されていると思いますが
語源から考えると、アライメントは骨格の整列状態を表す言葉であり、
動きが安定していることと同じ意味ではないと、考えられます。
骨が綺麗に並んでいたら、しっかり動けるわけではないですよね?
もしそうなら、骨模型は吊るされなくても立って歩けるはずです。
脊柱のアライメントは綺麗でも、手が上がらない人だっていらっしゃいますよね。
つまり、身体の安定した動きを発生させるためには
骨がいかに綺麗に並んでいるか?だけではなく、
いかに骨格を筋や軟部組織が支えられるのか?
が重要になってきます。
そのために必要な動きのつながり、というものが
存在するわけなのですが…
具体的には、
・歩くときに、安定して一歩を踏み出すために必要な骨盤帯での体重移動
・座位・立位で肩を屈曲するために必要な、腹部~肋骨・胸骨~肩甲骨の動きのつながり方
などが挙げられます。
この辺りは、下記講座で詳しくお伝えして参ります。
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このコースでは、主に肩関節・股関節と体幹部の動きに着目します。
序盤では、療法士自身の身体でエクササイズを通して動きを分析し、
中盤では、寝返り動作を通して分析する目を養います。
そして終盤では、自分でエクササイズを構築するための方法と
具体的なエクササイズ方法のアイデアをお伝えして参ります。
自分の身体を使って、
知識を知恵に変えてみませんか?
療法士活性化委員会
認定講師 吉田 頌平
参考文献:
1 ) :Carla M. Pugh.Application of National Testing Standards to Simulation-Based Assessments of Clinical Palpation Skills.Military Medicine.178.10(1). 55–63.
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”信頼される療法士になるための土台を作る”>>>療活してる?
講師 吉田頌平 研修会情報(他団体)
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《第6回目》
日時:2018年3月30日(金)20:00 ~ 21:00
参加費:各回 4,000円(税込)
主催:一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会
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