みなさん、こんにちは!
整形外科クリニック勤務の林です。
2020/2/18(日)に
【20分で変化を出す】脊柱疾患に対する評価とアプローチを開催しました。
リハビリでは脊椎圧迫骨折、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症といった
疾患をお持ちの患者さん、利用者さんを担当しますよね。
そうすると、
「腰が固くて起きれない」
「立つときに腰が痛い」
「歩くときに足が痺れる」
という訴えが聴かれますよね。
以前、僕が担当した際に何をしていいか分からなかったです。
腰をひたすらマッサージしたり、腹筋を鍛えたり、起立動作の反復を行っていました。
なかなか症状が改善しなかったりして申し訳ないと思っていました。
そこで今回は僕が悩んだ徒手・運動療法、評価、リスク管理の方法を1日まとめて
みなさん、と勉強していきました!
さっそく振り返っていきますね!!
目次
1、脊柱疾患に対するアプローチ
2、脊柱疾患に対する評価
3、脊柱疾患に対するリスク管理
4、脊柱疾患に対するまとめ
1、脊柱疾患に対するアプローチ
まず患者さん、利用者さんが求めていることはなんでしょうか?
評価をしてもらうことでしょうか?
もしくは
リスクを管理してもらうことでしょうか?
僕でしたらまず治してほしいと思います。
なのでアプローチ方法を確認していきましょう!!
徒手的アプローチ
関節に対して
・仙腸関節
・腰椎
・下位肋椎関節
筋に対して
・大腰筋
運動療法
・Pelvic tilt
・Arm lift
・Trunk Forward
順番としては
【関節・筋】の可動性、伸張性を改善させ、
その後に【運動療法】で運動の学習を目的にやっていきます。
介入後状態が変化しているかを再評価して確認します。
変化が見られない場合、他に考えられる原因に対する介入としては「下位胸椎」「股関節」「多裂筋」、「四つ這い」「起立」などがあります。
*注意点
圧迫骨折の急性期では屈伸、回旋などの負荷は骨折部への負担が過剰なので
運動は「Arm lift」が推奨します。
アプローチ方法が分かったらどんな時に使えばいいのか気になりますよね。
ここで必要なのが評価になります!
2、脊柱疾患に対する評価
評価は「動作観察」「機能検査」に分かれます。
動作観察
- 起立
- 座位
- ファンクショナルリーチ
を行いました。
あくまで動作ができているかどうかを確認します。
ここではアプローチする部位は正確には把握できません。
機能検査
- Patrick test
- PLF test
- Trunk rotation test
- Thomas test
を行いどこの機能低下が患者さん、利用者さんの状態に問題を起こしているか確認します。
アプローチをしたあとは起立などの基本動作やADL動作の変化があるか評価をしてみてください。
アプローチをして、評価を行うことができました。
今度は患者さん、利用者さんの状態を悪くしたくないですよね。
そこで必要なのがリスク管理になります!
3、脊柱疾患に対するリスク管理
今回の研修会では3つの疾患のリスク管理をお伝えしました。
脊椎圧迫骨折
- バキューム像
- 骨折時期
- 骨癒合期間
腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症
- 前後屈動作での症状の変化
- 家や職場での生活
- 腰の既往の有無
研修会では骨折以外の疾患の場合、「本当に腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症で痛いのか?」を確認してもらいために前後屈での変化を確認してみました。
4、脊柱疾患に対するまとめ
実際にリハビリをする流れは
1、脊柱疾患に対するリスク管理
2、脊柱疾患に対する評価方法
3、脊柱疾患に対するアプローチ方法
が必要になってきます。
療法士1人1人が一生懸命に患者さん、利用者さん為に頑張ることでADL、QOLが向上します!
僕もまだまだ勉強中です。
一緒に頑張っていきましょう!!
一緒にやってみたいと思う方はこちらをオススメします
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療法士活性化委員会
認定インストラクター 林凌磨
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