こんにちは!
患者さん・利用者さんの問題点を一緒にさがす!を基本にしている加藤です。
講習会でよく聞かれる、
『動作分析ができなくって・・・』というお悩み。
みなさんは動作分析から何の情報を得ようとしていますか?
療法士活性化委員会では動作分析からアプローチにつなげるための流れを明確にしています。本日はそのお話しをして行きましょう。
動作分析でわかること
動作を観察して、わかることは1つしかありません!
それは
・その動作ができているのか?できていないのか?
です。
例えば歩行を観察すると
股関節が伸展していない!という事実はわかります。しかし、その股関節が伸展しない理由が腸腰筋の短縮だ!と確実に言えるでしょうか?
次に何をするのか?
動作ができているか?できていないか?を見て行き。その方ができていないまたは、難しいそうな箇所を見つけたら、次になぜその箇所が動かしにくそうなのか?を考えて行きます。
その時に必要となってくるのが、評価です。
この評価も特殊な評価は特に必要ありません。ROMやMMTや反射検査・感覚検査だけでもかなりの情報が手に入ります。
例えば歩行観察にて股関節の伸展がないという事実に気づきました。
その後、
・ ROMにて股関節の伸展制限(筋性のエンドフィール)
・ MMTにて腸腰筋の筋力3
・ 感覚検査にて左右問題ない
・ 反射検査にて減弱・亢進など見られない
の4つの評価を統合して考えると。
神経性の要因はなさそうであり、股関節伸展の制限は純粋に腸腰筋の筋力低下・または不全があると問題点が絞られてきます。
アプローチ
評価ができたら次にアプローチが必要です。
このアプローチが確実にできるためには触診が必要となります。
触診ができることで、アプローチの有効性と再現性が確実に得られることができます。
歩行観察と評価の結果、腸腰筋の不全が考えられた場合には、確実に腸腰筋に触れる必要があります。
そのため、療法士活性化委員会では触診をお伝えしています。
まとめ
どうだったでしょう?
動作分析をアプローチにつなげてためには
動作分析にてできているのか?できていないのか?を明確にし、そのできていない箇所を評価します。その後、アプローチをして行くためには確実な触診が必要となります。
そのため療法士活性化委員会では
・触診はbasicコース
・評価はAssessmentコース
・動作分析はanalysisコース
で学べます!
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療法士活性化委員会 認定講師
お悩み相談室 代表
加藤淳
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