みなさん、こんにちは!
理学療法士の林です。
2019/6/19に「肩関節疾患の評価とアプローチ」を開催しました!
肩関節疾患って疼痛や関節可動域制限が困りますよね?
「ROMexではなかなか可動域が改善しない」
「疼痛がいつまでたっても残ってしまう」
「更衣動作がなかなか上手くできない」
僕も大変悩みました。
今回は療活のコンセプトに基づいて
●肩関節疾患の病態
●肩関節疾患の評価
●肩関節疾患のアプローチ
についてみなさんと学んでいきました。
今回はポイントをまとめて紹介していきたいと思います!
●肩関節疾患の病態
「肩関節周囲炎」
「上腕骨近位端骨折」
「鎖骨骨折」
など代表的な肩関節疾患を紹介させて頂きました。
ポイントとなるのは
1、受傷理由
2、対処法
でしたね?
その中でも療法士が炎症や骨癒合に合わせたリハビリを提供することが大切です!
そのためにも大事なのが評価になります!!
●肩関節疾患の評価
まず肩関節を構成する肩甲骨の可動性をみるのに
「Scapula movement test」・・・「肩甲胸郭関節」と「小胸筋」
安定性を確認するのに「前鋸筋」を確認し
そして肩甲上腕関節の可動性は
「Load and shift test」・・・「肩甲上腕関節」「棘下筋」
安定性は「棘上筋」をみていきました。
そしてそもそも体幹の可動性があるのかをチェックするのに
「Finger floor distance」・・・「胸椎」
以上のような評価を行い肩関節の問題点を精査して
アプローチをしていきました。
●肩関節疾患のアプローチ
実際のアプローチは
モビライゼーション
「肩甲胸郭関節」「肩甲上腕関節」「胸椎」
筋膜リリース
「小胸筋」「棘下筋」
運動療法
「体幹屈伸」「リーチング」「45°外転」運動を実施していました。
アプローチの順番は
1、関節を動かしやすい状態にする
2、筋を動かしやすい状態にする
これでも変わらない時は・・・
3、運動療法で筋のトレーニングと運動学習
を行います。
そしてアプローチで最も大切なのは、
アプローチする部位が触れられることです。
つまり触診になります。
例えば、
肩甲胸郭関節のモビライゼーションするのに肩甲骨が触れれば上手くできそうじゃありませんか?
●肩関節疾患のまとめ
1、どんな肩関節疾患で対処法やリスクがあるか把握する
2、アプローチを上手く行う方法は「触診」すること
僕もまだまだ勉強途中です。
そんな中でも患者さん、利用者さんのためにも
一緒に頑張っていきましょう!!
療法士活性化委員会
認定インストラクター
林 凌磨
その他の整形疾患のリハビリを効率的に行いたいと思った方はこちら>>>「脊柱疾患のリハビリを効率的に行うための触診セミナー」
記事の目次ページへ →
この記事が「おもしろい!」「為になった!」と思ってくださった方は、ぜひ「シェア」や「いいね!」をお願いします!!
今すぐ「いいね!」ボタンを押して「療法士のためのお役立ち情報」をチェック!
↓ ↓ ↓ ↓