【しゃがめない方の股関節を見ていますか?】療法士に必要なセルフエクササイズの考え方~その8~

こんにちは!

モーションアナライシス講師の吉田頌平です。

さて、今回はしゃがむ動作の時の
股関節に着目してみましょう。

しゃがむ時には
膝関節の屈曲動作が行われるわけですが
動いているのは大腿骨と脛骨、膝蓋骨ですね。

この時、大腿骨遠位部は
外旋しながら前方へ滑り、転がる運動を見せます。

この時に、股関節で身体を支えられていないと
大腿四頭筋がガッチガチに固めて身体を支えようとするので

膝を前に突き出し、
大腿四頭筋を無理やり伸ばしながらしゃがむため
痛い思いをする…
ということにつながります。

 

さて、この大腿骨遠位の動きを
どうやって評価したらいいでしょうか?

評価するポイントは、

・脛骨は安定しているか?

この1点に絞ってみましょう。

それでは、本日のワークです。

1. 立位で手を前に組みます。

2.足裏をしっかりと地面につけます。

3.膝が足趾よりも前に出ないようにしゃがみます。

 

 

どうしても膝が前に出そうになっちゃう方は、
脛骨をロックしてもらってから
同様の動きを試して見てください。

「えっ、どうやってしゃがんだらいいの…?」
っと、ちょっとびっくりするかもしれませんよ^^

どうやってしゃがんだらいいのか…
それには、股関節の使い方が重要なのです!

このお話は、次回にいたしましょう。

ぜひ、ご自身の身体を分析してみてくださいね。

それでは、本日はこれにて失礼いたします。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

p.s.

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